『みらい』のブログBLOG

10月期メンバー向けドローン情報(ドローンのネタ)

ドローン関連

こんにちは、行政書士・FPみらい法務事務所です。コロナも落ち着いてきて、秋風も心地良く感じてきましたね。こちら九州でも、もうすぐ紅葉の時期になますので、ドローンで撮影したくなりますね。
ただ、観光スポットは人出も多くなりますので、フライトの際は充分周辺に注意を払うように心掛けてください。
では、今月もドローン法務を中心とした、ドローンの最新情報を届けいたします。

10月のINDEX

①航空法施行規則の一部を改正する省令案のパブリックコメント実施(令和3年11月11日まで)
②DJI MAVIC3発売 その性能は?
③ドローン法規制の基礎知識:2015年12月施行 【改正航空法その7】物件投下

航空法施行規則の一部を改正する省令案のパブリックコメント実施

現在、「航空法施行規則等の一部を改正する省令案」の意見公募手続(パブリックコメント)が行われております。こちら、11月11日で期限を迎えますが、私たちのドローン運用に大きく関わる省令改正案ですので、ご意見がある方は、是非このパブコメに意見を提出してみてください。
とは言っても、内容がよく分からないと思いますので、どのような改正案であるかザックリとご紹介いたします。

【主な改正の概要】
1.無人航空機の登録制度
2.申請手数料
3.航空法に定義される無人航空機の重量が100g未満に変更
4.施行期日
詳しい解説は、命令が公布されてからご説明いたしますが、上から順番に概要を紹介いたします。
1.無人航空機の登録制度

改正される点は以下の通りです。
・無人航空機の研究開発活動を阻害しないように、研究開発や製造過程で行う飛行については届出による除外規定を設ける。
・安全に懸念があるような機体や事故が多発している機体、突起物があり危険な機体、遠隔操作や自動操縦による制御が著しく困難な機体は登録を受けることができない。
・登録原簿には法律に規定されているもののほかに、重量区分、改造の有無、リモートIDの機能など記載する必要がある。
・登録記号の通知を受けたときは、「機体に物理的に表示」及び「リモートID機能を搭載」などの措置を講じること。
・3年毎に更新申請が必要となること。

なお、具体的な申請手続については、まだ決まっておりません。

2.申請手数料

登録の申請手数料は以下の通り。

gBiz IDからの登録だと価格的にもお安くなりそうですので、登録をしておいた方が良さそうです。

3.航空法に定義される無人航空機の重量が100g未満に変更

(写真:DJIオフィシャルサイトより出典)
こちらは、以前から話題になっておりましたが、航空法施行規則第5条の2で定められている、航空法第2条22項で無人航空機と定義される重量が、「200g未満」から「100g未満」のものに変更されます。

写真のDJI mini2又はMAVIC mini やマイクロドローンも対象となるものがあると思いますので、大変残念な改正ですが、YouTube等に上がっている映像を見ると致し方ないというところでしょうか。

4.施行期日

では、上の法令が実際に施行される次期についてはどうでしょうか?
・公布時期は11月下旬
・無人航空機の義務化前の事前登録期間は令和3年12月20日から
・登録の義務化は令和4年6月20日から
・航空法での「無人航空機」となる重量が、200gから100gとなる時期は令和4年6月20日から

以上が今回の改正概要です。こちら詳細が分かり次第、都度ご連絡していきます。

②DJI MAVIC3発売 その性能は?

法令の話ではありませんが、皆さんお待ちかねの「MAVIC3」がいよいよ発表されましたね。
まだ、ご覧になられていない方は、こちらの動画をご参照ください。

尚、新発売のドローンについての飛行申請の注意点は、こちらの記事をご参照ください。

2年ほど前から、出るか出るかと噂になっておりましたが、この度発売というこで、早速ポチしたという方もおられるかもしれません。

ラインナップはMAVIC3とMAVIC3Cineの2機種です。主な、スペックは以下の通り

  MAVIC3 MAVIC3Cine
価格    
重量 895g 899g
運用限界高度 6,000m
最大飛行時間 46分
最大風圧抵抗 12m/s
カメラセンサー
4/3型CMOS、有効画素数:20 MP
動画フォーマット Mavic 3:
MP4/MOV (MPEG-4 AVC/H.264、HEVC/H.265)
Mavic 3 Cine:
MP4/MOV (MPEG-4 AVC/H.264、HEVC/H.265)
MOV (Apple ProRes 422 HQ)
望遠カメラセンサー
1/2インチ CMOSセンサー
望遠カメラズーム 4倍(デジタルズーム)
送信機 DJI RC-N1送信機 DJI RC-PRO送信機

MAVIC2PROと比較すると色々とグレードアップしている点が多いのですが、特に大きく目を引くのが、カメラ性能と飛行時間ではないでしょうか?
今回のカメラはデュアルシステムとなっており、24mm相当レンズと162mm望遠レンズのカメラが搭載されております。また、飛行時間はMAVIC2PROと比較して、カタログ値で15分も向上しております。

細かく言えば、性能が向上している箇所は、他にも多々ありますが、詳しくはDJIのサイトにてご確認ください。

③ドローン法規制の基礎知識:2015年12月施行 【改正航空法その7】物件投下

航空法2015年改正解説の第8回、今回は「物件投下の禁止」です。

航空法第132条第2項10号
地上又は水上の人又は物件に危害を与え、又は損傷を及ぼすおそれがないものとして国土交通省令で定める場合を除き、当該無人航空機から物件を投下しないこと。
物件投下・・・言葉の通り、物を上空から地上又は下に投下する行為を言います。ではどのような物をどのように投下したらダメなのでしょう?こちら以下のよう解釈されております。
飛行中に無人航空機から物件を投下した場合には、地上の人等に危害をもたらすおそれがあるとともに、物件投下により機体のバランスを崩すなど無人航空機の適切な制御に支障をきたすおそれもあるため、航空法第 132 条の2第 1 項第 10 号により、物件投下を禁止することとしたものである。
ここで、水や農薬等の液体を散布する行為は物件投下に該当し、輸送した物件を地表に置く行為は物件投下には該当しない。

重量の定めはないので、軽いものでもNGという事になります。また、液体でもダメという事で、農薬散布の場合は、こちらの「承認」を取得しないと散布できないということです。こちらに違反した場合も50万円以下の罰金となります。ただし、索道のように、一方が地面に付いている場合でのワイヤーやロープの投下は「物件投下」に当たらないと判断される場合が多いので、詳しくは当事務所にご相談ください。


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