『みらい』のブログBLOG

飛行計画・通報マニュアル(2025年改訂版)

ドローン関連

「飛行計画の通報・確認」の使い方

飛行計画・通報に関する罰則規定

今回は、バックナンバーで2番目にアクセスが多いDIPSの「飛行計画・通報」の使い方について、最新版を再アップさせていただきます。

<飛行計画・通報の概要>

無人航空機を特定飛行※させる者が、事前に当該飛行の日時、経路などの事項を記載した飛行計画を国土交通大臣に通報する制度です。通常はドローン情報基盤システム(通称:DIPS)から通報します。

<罰則>

飛行計画の通報をせずに特定飛行を行った場合、航空法第157条の10に従い、30万円以下の罰金が科せられます。

※特定飛行・・・航空法において、国土交通大臣の許可や承認が必要となる空域及び方法で無人航空機を飛行させることです。

飛行計画登録の方法

(1)トップ画面の右上にある「各手続き手順の確認」ボタンの▼を押し、ダウンリストが開いたら『飛行計画の通報・確認』を選択します。

(2)ダウンリストの『飛行計画の通報・確認へ』のボタンを押して次の頁を開きます。

(3)『飛行計画の登録』を押して、次の頁を開きます。

(4)「飛行計画一覧」画面を開いたら、右下の『新規通報』ボタンを押します

(5)「飛行計画|新規作成」画面を開いたら、『禁止エリア表示』のリストを開き、項目すべてにチェックを入れ、飛行位置の規制状況が確認できるようにします。

(6)検索バーを開き、飛行位置の番地等を入力し、検索結果から飛行位置を選択します。
※番地等が不明な場合は、都道府県や市町村で絞り込みます。

(7)画面が飛行予定の位置まで移動したら「飛行経路/飛行範囲」を選択し、エリアを囲う方法を選択します。

(8)□で囲う場合は、飛行エリアを多角形で囲うように各頂点をクリックします。
  ※間違った場合は削除して、再度囲います。

(9)飛行エリアを指定したら、次は右のメニューバーの一番上にある「飛行計画名称」を変更します。こちらは任意に管理しやすい名称に変更してください。

(10)「飛行計画名称」を変更したら、次に「飛行計画番号」を選択します。

(11)「飛行許可番号」のウィンドウが開きますので、「許可番号」の枠の▼を押して、許可承認番号を選択します。そうすると自動的に許可書発効日以下が表示されます。選択に間違いがなければ、『登録』ボタンを押して登録します。

(12)「飛行許可番号」を入力すると、「機体情報」と「操縦者情報」以外には✔マークがつきます。次に「機体情報」を選択します。

(13)「機体選択」画面で、飛行させる機体を✔して『登録』ボタンを押します。

(14)次に「操縦者情報」を入力します。

(15)「操縦者選択」の画面を開いたら、飛行する操縦者と機体を✔して『登録』ボタンを押します。

(16)次に「保険に関する情報」を開きます。ここは、許可承認申請の際に記載した保険の情報と変更がない場合は、新たに入力は不要です。

※保険に加入していない場合は、以下の様に入力してください。

(17)「立入管理措置を講じますか」について、催し場所上空飛行以外は『立入管理区画の設定』を選択します。
「補助者人数」(設置する補助者の人数を入力します)
「出発地」「目的地」(住所又は施設名を入力します)
「最大飛行時間」(1本のバッテリーで飛行できる時間を入力します)
「所要時間」(その場所で飛行する合計の飛行予定時間を入力します)
「開始日時」(飛行を開始する日時を入力します)
「飛行速度」「飛行高度」(その日に飛行する最大値を入力します)

(18)「連絡先」情報取得先を入力し、必要があれば情報を変更します

(19)全ての項目の入力を終えたら『登録』ボタンを押します。
※「確認事項」が表示されたら、内容を確認し再度『登録』ボタンを押します。

(20)『飛行計画一覧』に戻り、飛行計画が登録されているかどうかを確認してください。
※入力を誤った場合は、ゴミ箱マークから削除できます

(21)飛行を開始する際にドローンマークを押すと、飛行時間のカウントが始まります。
 

(22)飛行を終了する際は『飛行終了』ボタンを押し、次に『OK』ボタンを押してください


(23)飛行計画一覧の「飛行終了」に✔を入れ、『絞込み』ボタンを押すと、終了した飛行計画が表示されます。


以上で通報情報の入力は完了です。

特定飛行を行う場合、飛行計画は義務となっておりますので必ず入力をお願いします。
なお、飛行計画が他社と重複している場合は、調整が必要です。

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