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5月期 メンバー向けドローン関連情報(ドローンのネタ)

ドローン関連

こんにちは、行政書士・FPみらい法務事務所です。
5月期のドローン関連情報(ドローンのネタ)ニュースレターを配信します。是非ご活用くださいませ。

5月のINDEX

①令和3年6月1日航空法施行規則の改正ポイント

②DJI製ドローン 新製品 『DJI Air2S』の性能と飛行時の注意点

③ドローン法規制の基礎知識Vol3:2015年12月施行 【改正航空法その3】

①令和3年6月1日航空法施行規則の改正ポイント

施行規則改正ポイント

今回の改正は、法改正ではなく国土交通省令の改正ですので、メディアにとりあげられることもなかったことからご存じない方も多いかもしれません。そこで、改正の概要だけご説明いたします。

令和3年6月1日以降、火災や災害等で、消防、救助、警察業務などの緊急用務を行うために、飛行機やヘリが飛行するために安全を確保する必要があるとして国土交通大臣が指定する空域※については、『ドローンの飛行が禁止』される場合があります。
 これは、以前から震災や洪水の被災現場で、救助ヘリが一般人が飛ばしたドローンに妨げられ、活動が滞るといった問題が頻発しておりました。しかしこの度、2月に足利市で発生した林野火災で、ドローンにより消火活動が妨げられるといったことが起こり、急遽改正に至った訳です。
 このように、ドローンを飛ばす側のマナーの悪さにより、自らが首を絞める結果となることは、以前の改正からも明らかです。この辺は私たちオペレーターが常日頃より節度を持った飛行を心掛けることが必要ではないかと思います。
 また、先ほど書いたようにこの改正は「航空法施行規則」であり、国会で決議されるものではありませんのでなかなか施行まで知られないケースが多いかと思います。しかし、実はこれを事前に知る機会があり、また、意見ができる場があります。それが『意見公募手続(パブリックコメント)』です。このパブコメについてはいつか詳しく書きたいと思いますが、このような「政令」や「省令」を定めたり、変更する場合にも、広く一般の意見を聞く機会を設けるよう努力義務が課されています。
この「航空法施行規則の一部を改正する省令案」については、令和3年3月12日(金)から令和3年4月10日(土)の約1ヵ月間、パブリックコメントができるようになっておりました。
このような機会が事前に設けられておりますので、是非、活用してみてください。
②DJI製ドローン 新製品 『DJI Air2S』の性能と飛行時の注意点

先月発売されたDJI Air2 S ですが、ここでは機体の寸評はしません。多くの方がブログやYouTubeでレビューを上げてますので、そちらをご覧ください。機体の詳しい性能はこちら「DJI Air2Sのスペック」
ただ、それらを見ると概ね評価ポイントと不満ポイントが一致しているようです。ここで少しそれらをまとめてみます。
<評価ポイント>
・動画解像度が5.4Kになった
・センサーサイズが1インチになり、さらに22㎜レンズにより視野角が拡がった
・自動撮影モードが充実している
・OcuSync3.0の採用により遠くからの伝送が可能となった
概ねこの辺りが評価ポイントのようです。
<不満ポイント>
・絞りの設定が無い
・DJI ゴーグルが使えない
・DJI GS PRO未対応
この辺は、一般のユーザーには問題ないのですが、プロのオペレーターやドローン写真測量をやられる方には総じて不満のようでした。
とはいえ、119,900円で手に入るコスパを考えると、私もかなり「お買い得」な機体だなと思います。
では、この機体を飛行させる場合の法令や申請面での注意点はなにか?
<DJI Air2Sを飛行させる場合の注意点>
・200g以上であることから、当然航空法の規制が適用される
・機体本体、コンボモデルを購入してもプロペラガードが付属していない(DID地区やイベント飛行に必要)
・5月27日時点で、「資料の一部を省略することができる無人航空機」に該当しないので、手続が面倒
など、一般的な機体とほとんど変わりませんのが、一通りの法令には引っかかりますので、十分注意して飛行してください。
③ドローン法規制の基礎知識Vol3:2015年12月施行 【改正航空法その3】

先月号に引き続き、2015年12月10日、無人航空機の規制を伴う「改正航空法」のおさらいです。

この改正航空法で規制された飛行方法は以下の6つ

・夜間飛行の禁止

・目視外飛行の禁

・第三者(物)から30m未満の飛行禁止

・催し物上空の飛行禁止

・危険物輸送の禁止

・物件投下の禁止

これらや「航空法132条の2」で規制されたいわゆる「飛ばし方」です。今日はこの中で夜間飛行の禁止について。

この夜間飛行の禁止ですが、それではいつからいつまでが夜間なのでしょうか?
これは、国立天文台が発表する日の入りから日の出までとなっております。ここで気を付けなければならないのは次の場合です。

・冬と夏、または地域でも飛ばせる時間が違う。

これは当たり前ですが、当然北海道と沖縄では日の出、日の入りの時間が違います。また、冬至と夏至でも2時間半近く違ってきます。
特に冬は、3時台にオペレーションを始めたりすると、すぐに夜間飛行になってしまう可能性がありますので、なるべく早くスケジュールをく組むことが
必要になりますね。十分注意してください。

 

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